【TNR(ティーエヌアール)】ってなんぞや?

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こんにちは。Ohp barber Shopーオッピバーバーショップーの大﨑の嫁です。

 

 

今回のテーマは【TNR】🐈

ブログを読んでくださっているかたはお気づきかと思いますが…

TNR について書く書く詐欺してます。私。(笑)

去年の秋に書くゆーて、もう春になってしまった💦

お待ちかねの方!す、す、すいません(;´Д`A “`

(そもそもお待ちかねの方がいるのかは謎ですがw)

 

私もTNRを知って実際にやってみて、まだ1年ほど。

まだまだ知らないこともたくさんあり勉強中ですが、今知っている知識でお話させてください(*´ω`*)

 

 

 

はじめに私がTNRを知ったきっかけは、引っ越した先の地域が野良猫王国だったんです💦

マンションのゴミを漁って、お腹すいてて可哀想だな~とは思っていましたが、野良猫に餌を与えるのはダメなこと。と思っていたので、可哀想だけど私にはなにもできない。と思っていました。

 

しかし春に子猫がたくさん生まれているのを見て、これはこのままにするとどんどん増えてしまう!と危機を感じました(;´Д`)

その後。猫を保護している保護団体さんなどに連絡するも、どこも手一杯(猫一杯)だと…

そんなとき、個人活動家さんが手を差し伸べてくださいました。

子猫を7匹保護してくださり、成猫5匹をTNRしてくれました。

(今思うと、ボランティアさんや保護してくれる団体に丸投げはダメなんですけどね💦そのときは支援金を渡すことしかできませんでした。)

 

 

 

そのときにTNRの大事さを教えてもらいました。

 

【TNR】とは?

★Trap(トラップ)・・・捕まえて

★Neuter(ニューター)・・・不妊手術をして

★Return(リターン)・・・元の場所へ戻す

これらの頭文字をとったものです^^

 

 

なぜTNRをするのか?

猫は生後5か月ごろから成熟し、年に2~3回繁殖を繰り返します。

不妊手術をしていない猫は発情期100%の確率で妊娠し、3~6頭の子どもを産みます。

産まれた子猫も5か月たつと、発情し妊娠します。

この状況はとてもマズいですよね💦

そこら中、野良猫だらけになってしまいます😱💦

野良猫が増えると、食べ物に困ってゴミを漁ったり、糞尿が増えたり、発情期の鳴き声がうるさかったり・・・と、地域のトラブルにも発展していきます。

猫の殺処分は8割が子猫だと聞きます。

殺されるためにこの子たちは産まれてきたのか?と思うと、とても悲しくなります。

 

 

地域には、猫が好きな人や嫌いな人、興味のない人。色んな人たちが暮らしています。

猫が増えて困る!という人も、猫が可哀想…と思う人も、

『これ以上、野良猫が増えてほしくない』という思いは同じです。

 

 

そのためにできることが【TNR】だと思います。

「飼い主のいない猫をこれ以上増えないようにする。」

不妊手術をすると、確実に野良猫は減ります。

5年後、10年後には野良猫のいない地域になります。

 

 

 

不妊手術をした猫は、手術済の目印となるように耳先をVカットします。

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一度手術したことが分かるので、何度も手術されることを防ぎます。

このVカットした形が、さくらの花びらの形に似ていることから「さくら耳」と呼ばれ、さくら耳の猫を「さくら猫」と呼んでいます。

 

 

手術は可哀想…と思う方もいるかもしれません。(私も初めはちょっと思っていました💦)

でも、野良猫の生活はとても過酷です。

飢えや渇き、病気に交通事故。毎日が死と隣り合わせです。

私はこの1年で、自宅周辺のお外の猫が交通事故にあって亡くなっているのを2回目撃しています。

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↑この子もさくら耳になっています。

 

そんな中で、年に2~3回子どもを産み、子育てをする。

不妊手術をすることで、子育てからも解放され、自分だけのことを考えて生きていける。

野良猫の寿命はとても短いです。

家猫の寿命はどんどん上がって20年生きる猫もいる中、野良猫の寿命は3~5年です。

この数字が外の生活の過酷さを物語っていますよね…。

 

 

不妊手術をすると、子宮の病気になりにくかったり、マーキングや発情期の鳴き声の減少にもなります。

猫のストレスを軽減してあげることができるんです^^

 

メス猫は子どもを産んで増えてしまうから手術をしたほうがいいけど、

オス猫は別にしなくてもいいんじゃないか?というご意見もあったりします。

しかし、オス猫は発情期になると、興奮で道に飛び出したりして事故の危険があったり、

メス猫の取り合いで他のオス猫と喧嘩になり、ケガや感染症のリスクがあります。

発情期のオス猫は半径2㎞先までメス猫を探しに行きます。

自分の地域のメス猫はさくら猫で妊娠をしなかったとしても、他の地域のメス猫を妊娠させてしまう可能性があります。

なので、オス猫も不妊手術の必要性があるんです。

 

 

 

今回、猫の保護とTNRに手をあげてくださった個人活動家さんが言っていました。

「本当はみんな保護してあげたい。おうちの猫にしてあげたい。でも野良猫が多すぎる。

だからせめてTNRをして、これ以上外で生活しなくちゃいけない子を減らしていきたい。」

 

 

「飼い主のいない猫を増やさない」=「猫も人間もハッピー!」

この先、「昔って野良猫っていう飼い主のいない猫がいたんだって~。猫はおうちで暮らすのが当たり前なのにね~。」なんて言えちゃうような、そんな未来であってほしいな。

 

 

 

次は、TNR後のさくら猫の管理やルール、地域猫活動などについてお話させてください。

不妊手術をしてリリースしただけで終わりではありません。

さくら猫になったあとも、その子たちは生きていかなくてはいけません。

そのお話はまた次回(´▽`*)

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

では、また🌸🐈